2013/12/31

今年も終わり。。。

                                                   尾道の住宅にて photo by Shinichi Sato

本年もいい一年でした

反省点もたくさんありました。。。

ただ、たくさんのことを実感できた一年でもありました。


本年の業務はこれで終了です。


毎年、大晦日から元旦にかけて、年賀状の作成をしていましたが、今年は年賀の挨拶をあきらめました

新年のご挨拶は大事なことではありますが、他にやらなければならない重要な業務を持ち越すことになり、新年早々スタートしなければなりません


来年も、さらに踏ん張る一年にしなくてはならないと決意しながらこの一年を締めくくりたいと思います


皆様、今年もたくさんのご支援本当にありがとうございました


2013/12/20

ひとつの現場を終えて 『ひとつ』の重要性を思い知る。。。


昨日、ひとつの現場を終えた

今回の現場ほど「ひとつ」の大切さを噛みしめた現場は今までになかった

自分が「ひとつひとつ」を積み重ねてきたことも改めて思い知った

そして、これでよかったんだと痛感した


今回の現場は、大したことはしていない

鉄の屏風を立て、植栽をし、石を据えた。。。

ほんとに大したことはしていない


ただ、すごく力が出ている。。。


本来、9/6完成を目指していた

工事中、建築の撮影が延びたこともあり、竣工時期に余裕ができた

結局、10日余りも竣工が延びてしまった。。。


何度も自分の中でこれでいいんだと言い聞かせた

最後までとことんやろう、、、苦しみながらいつも言い聞かせる。。。

言うまでもなく、日数がかさむとお金は飛んでいく
人数入っているとそれは大きい
そういう考えたくないプレッシャーも押し寄せてくるのである

そんなことを忘れるように

端折っちゃいけない。。。端折っちゃいけない。。。

ひとつひとつ・・・いつかは終わる・・・『ひとつひとつ』

淡々と動く

連日連夜、作業は遅くまで続いた

そんな中で、あらためて多くの事を感じた


おれは、現場に入ってここまでやると決めたら何時になろうがやめない

集中に入ってしまう

ご飯さえ欲しくなくなる

とにかく好きなんだと思う

ただ、何が好きなのかに今回気付いた気がする


それは、「すべてを生かす」ことが好きなんだと。。。


それが庭かと言えば、そうでもないのだ

大きく言えば、「全体の空気感」。。。

そこから見えるすべてのもの。。。

大きなモノ は 景色。

それから 建築。

それから 庭。

それから 樹木。

それから 樹木が空に作り出す空間。

それから おっきな石。

それから 中くらいの石。

それから ちっちゃな石。

それから それらを作るために使う道具。

それから 職人の動き。

それから 作業中の杭や型枠。

それから 掘った土。

・・・・・


果てしなく細かくなっていく。


しかし、その細かい「ヒトツ」の集合体が、えげつない迫力をもつ『空気』を生み出すんだ



要するに、その「ヒトツ」がちゃんとできてなきゃそんな「空気」は作れないんだと痛感した


おれは、植栽や石組みをする前に、仕上げかというほど綺麗に地面を均す

また掘って荒れるのに、それでも均す


それは、へんな線が見えない空気の動きを止めるからだ

汚いラインが見えると、のってきてフラッシュバックのように見えた景色が一瞬にして消えてしまうからだ


植栽や石組みというのは、それだけ神経をつかう

集中してなきゃまったく何も決められないんだ


フラッシュバックのように目の前に現れる景色はすさまじく元気がよく、空気が踊ってる

それに押されて気分が乗ってくる

そんな時は、もう他のモノは何も見えてないのである


しかし、そんな時に何か気になることがあるともう前には進めなくなる

気になる事を置いてはいけないのだ

そんな時 「ひとつ」を大事にと良く思う


おれはさっき、何時になってもやめないと言ったが、好きで遅くまでしているわけじゃない。

『ひとつ』の積み重ねをやってきた結果、今のスタイルになった


どういうことかというと・・・

たとえば  「ひとつ」の仕事が終わるたびに、道具を整理する

そして、その日もう使わないなら片づける。

また使うものは一か所にまとめる

そして、次の作業に移りやすい準備をしておく


たとえば  右に歩いていくときには、右に持っていくものがないかを瞬時に判断し、あればついでに持っていく


たとえば  使った道具は立てて置き、地面や建物につけない

汚したくないから。汚れた道具をさわると手が汚れ、現場や周りの物を汚すことになるから


他にも 車を綺麗に止める 気が乱れるから事故につながるから


近所に人にあいさつする 苦情が出にくくなるから・・・


そういう細かい 「アホ」 みたいな 「はなくそ」 みたいな細かいことをいつも瞬時に考えながら動いてきた

その結果、作業に区切りがなくなった

「ひとつ」の作業が終わると すぐに次の作業に移れてしまうのである


簡単に次に移れるから 「次 これやっとこう」ってことになる

現場も汚れないから少し汚れたらすぐにわかる  だから作業のついでに短時間で掃除ができるようになった


結果的に、時間に余裕ができて考える時間をしっかり取り、凝縮して作業できるようになった


こんなこと言うと、おれはどれだけ細かい人間なんだと思うかもしれないが、ほんとはおれは細かくない

こんなことになったのは、いかに「短時間でロスをなくし クオリティーの高い仕事をするか。。。」を常に追求してきたからだ


かといって、今の自分が最高だとは全く思ってない

もっともっといい方法があるはずだと常に思ってる

だから、昨日やった方法と、今日やる方法が違うことはよくある


そして、いつも思うことは、


時間には限りがある  でも 『出来上がるモノ』 に限りはないということ


ということは、限界を決めるのは 『時間』 なのである


『ヒトツ』の作業で 1分でも1秒でも時間をつくることができれば、その 1秒 が 1年後 に 1日 に変貌する可能性を秘めているということだ


もちろん個人差はあるが、それだけ『ひとつ ひとつ』ということは大きい


もっと細かく言えば



『一歩』 をどこに踏み出すかが最も重要なのです




今回の現場で、多くの事を学びました


クライアント、関係者の皆様、仲間のみんな。。。



ありがとうございました



この現場、来年 『オープンハウス』 予定ですのでお楽しみに。。。

















2013/10/19

『第5回庭園技術連続基礎講座』 講義。。。

                昭和記念公園(wikipediaより)
  
社団法人 日本庭園協会 による「第5回庭園技術連続基礎講座」が以下の目的により開かれています。

作庭の実務に就く人を対象に平成21年秋からスタートした、5回連続の庭園技術基礎講座の第5回です。庭づくりの基本を身につけたい方に、受講をおすすめします。同時に作庭界をリードされた諸先人の作風を知り、さらには庭園の実地見学で技術の実際も学びます。

講座概要
  日   時  全5回
        平成25年5月26日(日)
        平成25年6月30日(日)
        平成25年7月28日(日)
        平成25年9月29日(日)
        平成25年10月27日(日)

最終回 10/27に、5 10 月 27日(日) 

「庭に向かう私の姿勢 」 橋本善次郎 
「飯田十基と小形研三の作風 」榊原八朗 
「立川 昭和記念公園 」龍居竹之介

というテーマで講義をします。
全5回の連続講座なので、すでに定員ということと、連続講座であることから一般公開していないそうですが色んな企画の講演、講座、講習をされているようなので、たまにチェックしてみてください。

2013/10/08

『庭 no.213』




庭 no.213 (2013.冬 リニューアル号) に 鞆の浦・桝屋 が掲載されました。

2013/09/16

鞆の浦 de ART 「ツナガル。」 / 2013年9月29日[日]〜10月19日[土] 。。。



昨年の「桝屋清右衛門宅」に続き、今年は「太田家住宅・新蔵」に展示します


みえないモノをどう伝えるか。。。

これがモノづくりの原点

みえないモノが鮮明にになるほど、つくるモノは繊細で難しくなる。。。

去年も独立から共に歩んできた「桝屋清右衛門宅」だからこそと思った

今年もまた、共に歩んできた 鞆の浦 「太田家住宅」

だからこそ、みえるものがある。。。

そのなにかを探して・・・


9/29(日)~公開です



 鞆の浦を舞台に、備後・岡山・韓国の作家17名によるアート展が開催されます。今年のテーマは「ツナガル。」
 韓国と福山の昔ながらの人と人との繋がり、そして、これからも大切にしていきたいと願う「繋がり」。それを福山から発信、発展させていくとの想いを込めた現代アート展。まだ出会ったことのない人同士が、何かをきっかけに出会うことで繋がりが生まれ、そして人と人の繋がりが新しいコトを生み出します。
 江戸時代の景観を今に伝える港町・鞆の浦の空気と光の中で、たくさんの新しい出会いと人との繋がりを感じていただけたら。。。

《会 期》
2013年9月29日[日]〜10月19日[土]

《会 場》
鞆の津ミュージアム/桝屋清右衛門宅/岡本亀太郎本展・倉庫/鞆の津の商家/潮待ち茶屋/太田家住宅・新蔵/保命酒屋/福禅寺対潮楼/渡船場2階SHION/聴竹居@鞆の浦/田渕屋/阿弥陀寺/鞆の浦歴史民俗資料館下空き地/楢村幸男(順不同)

《出展作家》
金京和/曺榮熙/石北有美/大野直樹/津川奈菜/對馬有輝子/中曽智子/中村文美/橋本善次郎/平田敦司/前田圭介/安田暁/YUKO/ヨシダコウブン/吉本里絵/Eye Brow(福山大学 学友会執行部有志・尾道市立大学 学友会執行委員会有志)/楢村美術館

《ワークショップ》
◎写真家NORiさんによる写真ワークショップ
 10/5(土),6(日)
〔お申込み・お問合せ〕
https://www.facebook.com/events/375389472588463/

◎いしかべり句会による俳句のワークショップ
 10月14日(祝)
 〔お申込み・お問合せ〕090-363-1890(ヨシダ)


詳しくは、こちら↓↓↓
http://tomoart.bingo-web.net/




2013/08/26

魂の痙攣。。。



先日、久々に魂の底から奮えるような出会いがあった

それは、いろんな流れをしっかりと踏まえた上で訪れた

その出会いが様々なことを考えるきっかけとなる

今の自分の立場、状況、これからの未来。。。


そして、周りに起こりうる出来事・・・

そのすべてが繋がっている


そういう立場に立ったんだと実感した


やりたいことをやる。。。それは当然のことだが、今思うことを考えることと、考えないでやることは大きく違う

もしかしたら、知らないうちに何かに囚われていたのかもしれない


少し何かが開けるような気がする。。。



2013/08/04

『Byo-bu』 着工。。。


「愛媛 松山南の家」




『Byo-bu』 の並ぶ空間をつくります。。。

8/6着工 ・ 8/11竣工を目指す



早くも8月に突入した

前回のオープンハウス後は、図面作業、資料整理に加え、通常の手入れ作業を進めていた。。。


この間、何度か仲間と飲みに行き、いろんな相談や、悩みを受けた

みんないろんなこと考えてる。。。


何かを考えたり悩んだりしているとき、必ずと言っていいほど忘れていることがある

それは、相手の気持ちや立場。

そんな時、いつも思う

本当に相手の状況に自分が立った時、自分ならどういう気持ちになるんだろう。。。

そして、どんな人と出会えばその心を開くことができるのだろうか・・・と


そう考えると、自ずと答えが見えてくる。。。


それが自分の力量になるんじゃないかな。。。


それがわかるってことはすごいことだなと思う

そして、そうありたいとも思う


みんな完璧じゃないから、おもしろい

完璧じゃないから、念には念を入れて完璧を目指す。。。


松山の現場...

滋賀 きらく (スイーツ村田)+出雲 みはらようじ@出雲の神  


この二人と共に再び空間との格闘です。。。

さぁ、やるぞ。。。


HPなかなかアップできません・・・

ほぼ出来てるのに・・・





2013/07/16

いろんなことを考える。。。

怒涛のような2つの現場 「魚万楼 一期工事」、「2つのベクトルを持つ空間」が終わった。

本当に没頭の毎日だった。。。

というか、まだ本当は終わっていない。。。

日々襲ってくるトラブルと、決断の中、毎日クタクタになった。

共に挑んでくれた 滋賀 庭屋 拓郎(タクローちゃん)、きらく(村田くん)、福伊(ふくちゃん) 愛知 庭水(マービー)、庭しょう(おしょう)、 出雲 みはらちゃん 福山 金高おやびん、なおちゃん、たつき、ダイスケ、原田、大町。。。

本当にクタクタになるまで頑張ってくれた。
そんなみんなに今回も助けられた。

感謝のしようもないくらい。。。


「つくる」ということは、とても楽しい。
ただ、その反面、とても苦しい。

思い通りにいかないことは多く、図面、感覚に誤差があることもある。

それをその場で修正し、決断しなければ現場は進まない。

そんなことを考えていると、寝てはいられなくなる。

飯を食うということも後回しになり、何度も何度も同じことを繰り返し考える。

頭からそのことが離れないのだ。

少し息を抜いたほうが・・・そういう人もいる

だけど、おれはそうじゃない。

息を抜くこと=そこから離れてしまうことになってしまう。

せっかく深く深く掘り下げてきたのに、そこでまた考えてきたことが埋まってしまう気がする。


だから考え続ける。


時間は無限じゃない。

使える時間は決まってる。

そんな中で、できることを精一杯やらないと何かあった時に悔いが残る。。。

それが絶対に嫌なんだ。


没頭できることは幸せだ。
だけど、先が見えない壁にぶち当たったとき、立っていられなくなるほど苦しくなることがある。


そんなとき、いつも思うことがある。



どんな思いで、どんな気持ちで過ごそうが、楽しかろうが、悲しかろうが、苦しかろうが、1日は1日で1分は1分で1秒は1秒だ。



自分は今とても苦しいところにいるかもしれない。

でも、今とても苦しいってことは、以前今ほど苦しくないところにいたってことも言える。
腹の底に力をいれれば必ず抜けられる。。。

その時の気持ちの切り替えと、第一歩を踏み出すことに相当なパワーがいる。


そして同時に、なぜ苦しいのかをいつも考える。


そう考えているうちに、自分をいつの間にか客観的に見ている気がしてくる。


結局何かやらなきゃ何も解決しない。

時間は限られてる。

でも、何かをクリアすることで猶予ができることもある。

とにかく、必死に動くだけ。

できることを、その時の精一杯を繰り返し、それを続けるだけ。。。


それ以上の事はできないんだから。。。


何やったって生き様が表れるんだから。。。


人間なんてちっぽけだけど、ひとつひとつを続ければおっきくなるから。。。



続けるんだ。。。







2013/07/12

「2つのベクトルを持つ空間」 オープンハウスのお知らせ。。。



前回の「kokorone hair」に続き、Tamada工房㈱とのコラボ​レーションによりつくりあげた住宅空間が竣工します​。

施主さまのご厚意により、完成見学会を開催させていただ​くことになりましたのでご案内申し上げます。


今回は、敷地 建築と、外部空間 が『2つのベクトル』により一体化しています。
「イトナミ」をしっかりと考えてつくりあげた空間です。

皆様に広くご覧いただけま​したら幸いです。



日時:2013年7月13〔土〕 10:00~17:00 
              14〔日〕 10:00~17:00 


場所:福山市水呑町 当日連絡先 090-6​412-3562 Zenjiro Hashimoto 
駐車場:ハローズ水呑店 

建築 設計施工: Tamada工房㈱ 大町知己

外部空間 設計施工 : 作庭衆 庭譚(LANDSCAPE NIWATAN DESIGN OFFICE)




2013/07/08

明日から。。。

再び「滋賀 魚万楼」です。。。

建築工事が終わり、一期工事の仕上げに入ります。

これから出発です。


6/13、14日の二日間、福山の現場のオープンハウスがあります。

11、12日で仕上げに帰ります。。。


詳細は後日。。。

それではいってきます。。。

2013/06/06

胸の高まり。。。

「滋賀 野洲 魚万楼」

この庭をリノベーションし、変わりゆく環境と、変わらない歴史を繋ぎます。。。


6/9~「滋賀 野洲 《魚万楼》」 リノベーション計画 着工。。。

6/21~ 「福山 a邸~敷地と庭と建築と~(建築:Tamada工房)」着工、6/末竣工。。。


過酷な現場が始まる。。。


滋賀の物件は、いろいろ問題があった。

実は今、とても燃えている。というか、力が漲っている。。。

どうすることもできなかった実態と、そこで起こる出来事が過酷になればなるほど「くそっ・・・」と言う想いが湧きあがった。
計画当初から厳しい現状に向かっていくことはわかっていたが、それを止めようとも思わなかった。
流れに身を任せてみた。
想像を超える過酷な状況ができあがってしまった・・・

何度切れそうになったかわからない。でも、そこで浮かんだのは頑張ろうと夢を語るクライアントの顔。。。
その顔が闘争本能に火をつけた。

20年後のリノベーションまで共に話した。
その希望をもった笑顔が心から離れない。

何とか彼女の夢を繋ぎたい。。。

そんな想いから、無理が言えそうな5人の仲間に助けを求めた。

滋賀 きらく スイーツ村田
    作庭衆 永屋拓郎
愛知 庭水 マービーこと水谷学 + おしょう
広島 友川竜樹

間違いなく過酷な現場。

必ず最高のモノをつくる。

この状況でよかったと言えるものを。。。

a邸も、予定オーバーのフルプランでと笑顔で言ってくれた。
頑張ってくれるクライアントの姿に感動する。。。

6月末までこの二件の現場に没頭します。

お待たせしているクライアントの皆さん、すいません。。。
お許しください。没頭する意味を、必ずそれぞれの現場でわかってもらえると信じています。

7月は計画中の案件のプレゼンを一気に進めます。。。

次の更新は7月になるかもしれない。

滋賀、福山 共にお祭りのような現場に来れそうな仲間は連絡ください。助けを待っています。。。

さあ、お祭りスタートです。。。








2013/05/25

『くらし設計室』 内覧会のお知らせ。。。



「くらし設計室」の事務所と住まいを兼ねた住宅



事務所と住まいというオープンとプライベートの空間にリノベーションです
お時間ある方は是非遊びにお越しください



日時:2013年5月26日(日)11:00~17:00

場所:福山市木之庄町2-12-23
   map

駐車場:4台
    ※満車の場合は誘導いたしますので以下の番号へご連絡ください

当日連絡先:090-1012-4900(穂垣)


「くらしの家」

築38年の戸建住宅をリノベーションし、事務所と住まいをつくりました。

この家は何の変哲もない中古住宅ですが、私が幼い頃暮らした思い出のある場所です。
目にみえるところも みえないところも見直し、手を加えて
これからの自分たちの暮らしに寄りそう住まいとなりました。

ここには 私たちが「こんな暮らしがしてみたい」と考える
くらしのヒントを詰め込んだつもりです。

「くらし設計室のくらし」を是非ご覧ください

くらし設計室





家具:ヤリヤ家具店 鎗屋大輔
表札・手洗鉢:STUDIO T POTTERY 十河隆史

造園: LANDSCAPE NIWATAN DESIGN OFFICE/  Zenjiro Hashimoto 


2013/05/20

『くらし設計室』 着工。。。


「くらし設計室」の事務所と住まいを兼ねた住宅

「くらしの家」

築38年の戸建住宅をリノベーションし、事務所と住まいをつくりました。

この家は何の変哲もない中古住宅ですが、私が幼い頃暮らした思い出のある場所です。
目にみえるところも みえないところも見直し、手を加えて
これからの自分たちの暮らしに寄りそう住まいとなりました。

ここには 私たちが「こんな暮らしがしてみたい」と考える
くらしのヒントを詰め込んだつもりです。

「くらし設計室のくらし」を是非ご覧ください

くらし設計室





家具:ヤリヤ家具店 鎗屋大輔
表札・手洗鉢:STUDIO T POTTERY 十河隆史

造園: LANDSCAPE NIWATAN DESIGN OFFICE/  Zenjiro Hashimoto 


リノベーションのコラボ。。。

内覧会に向け、作庭工事 進行中。。。ご期待ください


2013/05/18

『広島ホームテレビ あっぱれ!熟年ファイターズ』  5/18(土) 放送。。。

広島ホームテレビ「あっぱれ!熟年ファイターズ」での取材が放送されました。。。

      5/18(土) 9:30~ 
再放送 5/19(日) 5:05~

今回は「kokorone hair」,「DREW. cafe/dining/bar」が登場します。

お時間ある方は、是非ご覧ください。。。

2013/05/04

『庭 no.211』




庭 2013年 05月号』 「特集 商空間の庭」に エス・バイ・エル・カバヤ山陽新聞岡山住宅展示場が掲載されました。

2013/04/22

『tss スーパーニュース 特集 密着』  4/23(火) 放送決定。。。

tss 「スーパーニュース」の中の特集で、密着取材の放送が決定しました。。。

4/23(火) 18:15~18:40 の間の約10分間

(世の中の動向により突然の変更もあります)



今回は「Drew.  cafe/dining/bar」を中心に密着です。


お時間ある方は、是非ご覧ください。。。

2013/04/16

近況報告。。。

『Drew. cafe/dining/bar』 間もなく完成です。。。


今日は、これから新しいプロジェクトのプレゼン。

明日は Drew. の看板サイン仕上げ。

明後日からオープンのケーキ屋看板は月末に持越し、東京出張の準備。

19日は Drew. のレセプション。

20日から三日間、28日オープンハウスの作庭工事。

24,25日は東京ビックサイトで行われるホビーショーの空間設営・・・

TV取材もこの間に入っています。

こんな感じで、4月末までは怒涛のような毎日です。


またまたアップは遅れますが、近々HPも完成します。

お楽しみに。。。

2013/03/22

『Drew. cafe/dining/bar』 着工。。。



竹原(広島県)に新しい集いの場

その名は  ” ドリュー ”

2013.04.25  OPEN


建築: 佐藤雅巳建築設計事務所

ロゴデザイン: JYM AND Co./ Kazumasa Kuwada

庭・照明・看板・景観総合プロデュース: LANDSCAPE NIWATAN DESIGN OFFICE/ 
                                          Zenjiro Hashimoto




オープンに向け、作庭工事 進行中。。。ご期待ください

2013/02/23

鞆の浦 『桝屋清右衛門宅 作庭計画第2期工事完了』 公開開始。。。


『桝屋清右衛門宅 作庭計画第2期工事完了』

公開開始です。。。

鞆の浦・桝屋 ~ MASUYA ~


広島県福山市 “鞆の浦・桝屋”
桝屋には、坂本龍馬が「いろは丸事件」の時に泊った「隠れ部屋」が残っており一般公開しております。
『gallery shop MASUYA』は、ノキロアートネットが企画運営する、クラフトやアート雑貨、瀬戸内土産のセレクトショップです。


2013年2月23日(土)~3月17日(日)は、鞆・町並ひな祭」も開催されています。

是非 「桝屋」へどうぞ。。。


2013/02/18

『広島ホームテレビ 密着第4弾』  2/21(木) 放送決定。。。

広島ホームテレビ「Jステーション」の中の特集で、密着取材の放送が決定しました。。。

密着5年目になりましたが、第四弾の放送です。


2/21(木) 18:15~18:30 の間の約12分間

(世の中の動向により突然の変更もあります)



今回は「鞆の浦 桝屋」を中心に様々なプロジェクトが登場します。


お時間ある方は、是非ご覧ください。。。

2013/02/02

ここ最近。。。

今年に入って、ずっと充実した毎日。。。

なかなか更新できません・・・


ここ最近は。。。


一月に

Y邸「木塀」からはじまり、

明日で二期工事完了の「千田西保育所園庭第2期工事:建築 今川建築設計」 

月曜日から「桝屋清右衛門宅(鞆の浦)~空気をつくる~」

2月中旬から「Drew~cafe.dining.bar(広島県竹原市):建築 佐藤雅巳建築設計事務所 :ロゴ JYMandCo/Kazumasa Kuwada」


と立て続けに竣工が待っています。。。。



それまではあまり更新できないと思いますが、FBにて近況はアップします。。。


長い間試行錯誤していましたが、まもなくHPも完成予定(2月末~3月末)です。。。

竣工物件もたまっているのでお楽しみに。。。


今年もやるで~!!!


はよスタッフこい!!!^^

2013/01/16

「つくる」 ということ。。。

年始から、様々なプロジェクトが進行中で、いろんなことを考える。


おれには、「つくる」 ということで絶対に曲げられない部分が一つだけある。

それは、そんな特別なことでもないし偉そうなことでもない。。。

ただ、「つくらないほうがよかった」と思わないようにすること。そして、クライアントにもそういう想いをさせないようにすること。


それは、みんながなぜそこに何を依頼し、何を期待してるのかがわかるから。。。


「つくらない方がよかった」ってどういうことかって言うと、どこにでも、つくる前の「空気感」っていうものが存在する。そして、その「空気」はいろんな力を持ってて、ちゃんと発揮できている所もあれば、死んでいるところもある。

依頼がある場合、ほぼ、そこの空気は活きてないケースが多い。おれはいつもそれを見てる。見てるうちに、そこにどんな空気が潜んでて、何をすればその空気は増大し、何をすればぶっ飛んでしまうかが見えてくる。。。


だから、いい空気を持ってるところなんかは、最初のヒアリングの段階でそこまでやる必要はないよって言うこともよくある。少し触れば、空気は格段によくなることを説明し、どこをどうさわればいいのかをプレゼンしていく。

いつもみんなが疑問に思ってるかもしれないけど、庭の「値段」ってどのくらい?ってこと。それは、ほんとにヒトコトじゃ言えない部分がある。


庭は、何もないところには存在しない。

そこには、住居、もっと言えば、「人のイトナミ」が存在する。それは、場所によって様々で、これから新たに作っていく「イトナミ」もあれば、何百年、何千年前から続いてきた「イトナミ」もある。

その「イトナミ」が、場所の空気を作ってる。


「森×hako」のように、完璧に空気を遮断して、まっさらな空気を作っていけるところはそうそうない。


そこには、元々持つスキルというか、何か変えられないものがあったりもする。その変えられないものに、価格のウェイトが大きくかかることが少なくない。だから、庭の「値段」ってヒトコトじゃ言えんのんよ。

そして、その場の空気を活かしていくのが「庭」の役割だとおれは思ってる。
それは、建築を巻き込み、まちを巻き込み、もちろん人も巻き込む。

そこの空気が伝えてくれてることを、最大限に今を生きているのみんなに伝える・・・これが、庭師と呼ばれるおれらの役割だとおれは思う。


わかる人、わからない人、どちらがいい悪いは言わないし、思わない。ただ、自分がそこに関わることで、わからなかった人が少しでもその空気を心地いいと思い、より その人自身の「イトナミ」に誇りが持てるようになれば本当に「やってよかった」となる。



おれは、眼に見える「モノ」をつくってるんじゃない。


眼に見えない「空気」をつくっとるんよ、、、

目に見える「樹」や「石」や「鉄」や「アクリル」や様々な自然の産物を使って。。。


だから、たとえがんばって、眼に見えてガラリと景色が変わっても、その場の空気の「品格」が下がればそれは、オレの中で「失敗」になる。

「やってはならないこと」をやってしまったことになる。
一つ付け加えておくけど、この「品格」というのは、「高級」とか「安っぽい」とか、そんな縛りではないということ。。。どことなくある心地よい「空気感」だ。


空気は受け継ぐものだから、それは誰かからもらって、誰かに渡すってこと。。。

その空気が少しでも理解できている自分が、その空気を壊すことだけはできない。


それは、ある意味、誰かの気付きのチャンスを自分がそこで奪うことになるかもしれないからね。。。


そこにはそこの、長い年月をかけて育ってきた「空気」がある。。。


おれ一人では完結しない。。。

だから悩む。。。

今、自分がそれができる場所に立っているから。。。


2013/01/01

A HAPPY NEW YEAR 2013 !





2013年  OFFICE業務 1/3~、現場 1/8~ 始動開始です

本年もよろしくいお願い致します。。。