最近よく思うことがある。
自分の立ち位置がどこにあるのか、そしてそれは正しい・・・いや、納得できるところなのか。。。
いろんな方にお会いし、もちろん仕事もし、今年もいい仕事に恵まれた。
しかし、それに満足できていないのも事実。
庭をつくるだけが仕事、いや、生き方じゃないから。。。
自分がここに立ち、様々な経験に恵まれ、視野を広げることができている今だからこそわかることがある。
先日からキムジョンイルの死去に伴い、北朝鮮のニュースが頻繁にでてくる。
余計に思うんじゃ。
日本は、いや、世界は北朝鮮を危険な国だと認識している。
日本のメディアもまた、そう報道する。
なぜなのか・・・
それは、世界の流れからはずれとるけーじゃろ。
中国の偽物問題。
これもそうじゃろ。
その国にしか許されていない文化、いや、ほんとは許してないのかもしれないが、現状としては統率できとらんわけで、全体としては許されとる。
みんな、おかしな国じゃとおもっとるじゃろ。。。
でも、よー考えてみ。
みんながふつうに生活し、その中でふつうにしとることが、世界基準からずれとることはたくさんあるんよな。。。
問題はたくさんあるで。
生活も見直そう。
ほんとの幸せって何なんじゃろう。。。
その幸せ観は、おれには見えるけど。。。
おれのまわりの仲間にも見えとる。
しっかり自分の事みつめんといけんなぁ。。。
そのうち、日本はおかしな国・・・
そう、世界から見られるで・・・
そうならんように、おれは前を向いて歩きたいと思う。
来年からそれをカタチにする。
それが正しいことなのか、どうなのか、そんなことはわからん。
でも、悪いことじゃないことはわかる。
一歩を踏み出すことが、重要なんじゃ。
「bakudan」できつつあるし、やる。決めた。
どっちにしても、正念場に突入した。
これくらいじゃないと燃えんし。
やってやる。。。
長ーい眼で、少しでも多くの幸せに気付くことのできる世の中になればいいな。。。
2011/12/22
2011/12/07
視点。。。
今日は、五年前に作ったテナントの庭の手入れをしとった。
そこで、考えさせられる悲しい出来事があった。
そこのテナントは今空いていて、テナントの募集をしている。
そこにテナントの見学者(某会社社長)がきて、コンサルの方と打ち合わせをしていた。
その時、庭の樹を地面から10㎝に伐ってくれと・・・
5年間愛情込めて育ててきた樹木たちを伐れと・・・
その庭は、テナントオーナーがかなりの想いをもっていて、その想いに基づいて作庭した。
作庭前の打ち合わせで、オーナーと言い合いになり、おれは「もうつくらない。どっかの作業員に頼んだらいい。」と言い放った庭だった。
その後、そんなおれに「まいったわ。すべて任せる。一切口出さないからからつくってくれ。」そう言って任せてくれた。
その時、なぜおれが「つくらない」と言ったのか。。。
それは、オーナーの想いとオーナーが考えるデザインがかけ離れていたから。
おれは、自分のデザインを通したかったわけじゃない。
想いをしっかりとしたカタチにしたかったから。。。
おれはいつもクライアントに言う。
「あなたの言う通りにはしません。」と。
ただそれは、勝手に自分が作りたいものを作るわけではない。
しっかりと話を聞いた上で、その想いが最高のカタチになるデザインを発想していく。
素人には、全体のバランスがわかりにくい。
だから、こうしてほしいと言われてそのままのことをしても、「アレッ???」みたいなことが多い。
そこをしっかりと説明し、そうじゃないことを納得してもらう。
だから、「こうしてください。」と言われたら必ず「なぜですか?」と聞く。
その答えが一致すればもちろんそのままそうする。
今日、「10㎝に伐ってくれ。」と言われたので、「なぜですか?」と聞いた。
その人は
「いや、虫も寄ってくるし、管理も大変だし、店の中も見えにくいし、看板も見えないし・・・」
ってほざいとったわ。
おれは、あまりに次元の低い話だと思い、
「10㎝って葉っぱ残りませんね。ない方がましだと思います。」
そう答えた。
そしたら
「そうですよね。全部とったらいいのに。そしたら花でも植えるわ。」
と・・・・・
雰囲気が違う、とかカラーが違う、とか、こんなものつくりたいとか、何か想いがあるならそのようにすればいいと思うけど、想いじゃない。ただ楽にしたいから・・・
呆れて何も言えんかったわ。
何の工夫もせず、取れば楽だから・・・
おれは思った。
この会社、のびんじゃろうなって。
おれは、自分がつくった庭を壊せと言われたことに腹立ったわけじゃない。
必要なくなったら庭もなくなるもんじゃけえな。
おれが気に食わんかったのは、その考えと態度。
まず、そんなに広い庭でもないのに、管理が大変だの虫がくるだの、そんな手間をかける余裕もない、周りを綺麗にもできない人に、人が育てられるんだろうかと思った。
それと、大事に管理しているおれらを目の前に、伐れと言い放つ気遣いも寂しいきもちになった。
おれは、独立してからはじめの三年間、ほぼ仕事がなかった。
その三年間に面倒みてくれた人がいた。
その人が、全国各地のいろんな会社に連れて行ってくれて、いろんなことを勉強させてくれた。
そこで、第一線で活躍している会社で共通していることは、整理整頓、掃除が行き届いていたことだった。
そんな会社って、社員さんもいい顔してた。
おれは思った。
掃除したり、整理整頓したりって、仕事内容を考えたら無駄な作業。
でも、その無駄な作業が人を育てるんだと。
工夫したり、考えたり、気分転換したり。。。そんな中で、人は何かを得ていくんじゃろうなって。。。
だから「手間が惜しいから伐れ。」という発想が、ほんとに悲しかった。
こんなやつが経営者なのかと・・・
とても悲しくなった。。。
作って壊してを繰り返してきた今、考えんといけんことがあると思う。
壊すという選択肢は一番最後じゃとおれは思う。
それまでに、いろんなことを工夫し、ひねりださんといけんと思う。
その工夫が、新たな道を生む。
見えている「視点」をみればいいんじゃんない。
見えてない「視点」を工夫によって探すことのできる会社がどんどん増えたらいいな。。。
そしたらもっともっと楽しいじゃろうな。。。
少なくとも自分はそうありたい。。。
そこで、考えさせられる悲しい出来事があった。
そこのテナントは今空いていて、テナントの募集をしている。
そこにテナントの見学者(某会社社長)がきて、コンサルの方と打ち合わせをしていた。
その時、庭の樹を地面から10㎝に伐ってくれと・・・
5年間愛情込めて育ててきた樹木たちを伐れと・・・
その庭は、テナントオーナーがかなりの想いをもっていて、その想いに基づいて作庭した。
作庭前の打ち合わせで、オーナーと言い合いになり、おれは「もうつくらない。どっかの作業員に頼んだらいい。」と言い放った庭だった。
その後、そんなおれに「まいったわ。すべて任せる。一切口出さないからからつくってくれ。」そう言って任せてくれた。
その時、なぜおれが「つくらない」と言ったのか。。。
それは、オーナーの想いとオーナーが考えるデザインがかけ離れていたから。
おれは、自分のデザインを通したかったわけじゃない。
想いをしっかりとしたカタチにしたかったから。。。
おれはいつもクライアントに言う。
「あなたの言う通りにはしません。」と。
ただそれは、勝手に自分が作りたいものを作るわけではない。
しっかりと話を聞いた上で、その想いが最高のカタチになるデザインを発想していく。
素人には、全体のバランスがわかりにくい。
だから、こうしてほしいと言われてそのままのことをしても、「アレッ???」みたいなことが多い。
そこをしっかりと説明し、そうじゃないことを納得してもらう。
だから、「こうしてください。」と言われたら必ず「なぜですか?」と聞く。
その答えが一致すればもちろんそのままそうする。
今日、「10㎝に伐ってくれ。」と言われたので、「なぜですか?」と聞いた。
その人は
「いや、虫も寄ってくるし、管理も大変だし、店の中も見えにくいし、看板も見えないし・・・」
ってほざいとったわ。
おれは、あまりに次元の低い話だと思い、
「10㎝って葉っぱ残りませんね。ない方がましだと思います。」
そう答えた。
そしたら
「そうですよね。全部とったらいいのに。そしたら花でも植えるわ。」
と・・・・・
雰囲気が違う、とかカラーが違う、とか、こんなものつくりたいとか、何か想いがあるならそのようにすればいいと思うけど、想いじゃない。ただ楽にしたいから・・・
呆れて何も言えんかったわ。
何の工夫もせず、取れば楽だから・・・
おれは思った。
この会社、のびんじゃろうなって。
おれは、自分がつくった庭を壊せと言われたことに腹立ったわけじゃない。
必要なくなったら庭もなくなるもんじゃけえな。
おれが気に食わんかったのは、その考えと態度。
まず、そんなに広い庭でもないのに、管理が大変だの虫がくるだの、そんな手間をかける余裕もない、周りを綺麗にもできない人に、人が育てられるんだろうかと思った。
それと、大事に管理しているおれらを目の前に、伐れと言い放つ気遣いも寂しいきもちになった。
おれは、独立してからはじめの三年間、ほぼ仕事がなかった。
その三年間に面倒みてくれた人がいた。
その人が、全国各地のいろんな会社に連れて行ってくれて、いろんなことを勉強させてくれた。
そこで、第一線で活躍している会社で共通していることは、整理整頓、掃除が行き届いていたことだった。
そんな会社って、社員さんもいい顔してた。
おれは思った。
掃除したり、整理整頓したりって、仕事内容を考えたら無駄な作業。
でも、その無駄な作業が人を育てるんだと。
工夫したり、考えたり、気分転換したり。。。そんな中で、人は何かを得ていくんじゃろうなって。。。
だから「手間が惜しいから伐れ。」という発想が、ほんとに悲しかった。
こんなやつが経営者なのかと・・・
とても悲しくなった。。。
作って壊してを繰り返してきた今、考えんといけんことがあると思う。
壊すという選択肢は一番最後じゃとおれは思う。
それまでに、いろんなことを工夫し、ひねりださんといけんと思う。
その工夫が、新たな道を生む。
見えている「視点」をみればいいんじゃんない。
見えてない「視点」を工夫によって探すことのできる会社がどんどん増えたらいいな。。。
そしたらもっともっと楽しいじゃろうな。。。
少なくとも自分はそうありたい。。。
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